■HOLGAってこんなカメラ ■6×6改造について ■フィルムを入れよう! ■巻き太りを防ぐために
Made in CHINA
【レンズ】 ■プラスチック製で、とっても軽い。手ぶれが起きやすいので、しっかり脇をしめて息を止めて。 ■裏蓋がはずれやすいので、輪ゴムとかで止めておくとヨイ。 ■一応「sunny」と「less sunny」で絞りを調節できるスイッチはついていますけど、実はこれをいじっても絞りは全然変わりません。F8固定です。昼間の屋外での撮影がおススメ。
■ピントは、レンズの上のところについている絵のマークによって合わせます。
■ファインダーは正方形だけど、実際に写るのは縦の長方形。つまり両端は写らない。あらかじめファインダーに黒いテープ等を貼って、長方形に見えるようにしておくと便利。 ■買ったときのHOLGAは6×4.5の長方形の写真が撮れるのですが、なかに入っている枠をはずして−またはそれ用に改造して−遮光対策をほどこせば6×6の正方形の写真がとれるようになります。写真の周りがイイ感じに落ち込んでこれもまた味のある写真になっちゃうのです。 |
■ 6×6HOLGAの作り方 ■
@6×4.5のマスク(図1)をとりはずず。
※図1
A本体内部の上の方に二つ小さな丸い穴(図2の「穴」の矢印を見てください)がありますので、これをパーマセルテープや黒テープなどで完全にふさぎます。これをふさがないと光がはいってきてしまいますので要注意。
※図2
Bこれだけだと、マスクを取り去ったあとの「壁」(図2にへなちょこな矢印をひいてあります)の高さが足りず、フィルムと赤窓の間に隙間が出来て、光線引きしてしまいますので、ここを少しだけあげる工夫をします。
【方法そのA】
※図3
【方法そのB】 あまり分厚いものを貼り付けてしまうとフィルムがこすれてしまいますので注意してください。
C裏蓋の矢印を16から12のに動かす。 これに加えて、「フィルム圧版」および「スプール押さえ」をつければばっちりです(^_^)v 「いまいちわからないんだけど〜(;。;)」と言う方は掲示板にどうぞ。→ぽちっとな |
↓ HOLGAに使う120フィルム(ブローニー)というのはこんなのです。 だいたい250円〜400円程度でしょうか。写真は私愛用のT−MAXです。 HOLGAは暗いところにとても弱い。 そこで、私が私のHOLGA師匠ふみたんさんから勧められたフィルムはコダックのT400CN(現在はBW400CNとなっているようです)というフィルムです。 私の初期のHOLGA写真はほとんどこれで撮っています。 失敗がとても少ないので、初心者の方にはおススメかもしれません。
↓ これは、紙とフィルムが、こんな「芯」(”スプール”といいます)にまかれています。
↓ さて、いよいよフィルムをいれてみましょう。
↓ 左側のお部屋にフィルムを「えいやっ!」とつっこんで、フィルムの外の紙をこんなふうに。
↓ これがはじっこです。
↓ このはじっこをスプールの溝のなかにつっこんで・・・丸い巻上げダイヤル(つまみ?)をまわしてしっかり巻き込んだか確認します。
↓ すかさず蓋を閉めます。
さて、撮影が終了したら、そのままダイヤルを回して完全に右側にフィルムを巻き取ってしまったら、裏蓋を開けてフィルムを取り出します。 「いまいちわからないんだけど〜(;。;)」と言う方は掲示板にどうぞ。→ぽちっとな |
■HOLGAはいわゆる「ブローニー」と呼ばれる120判フィルムを使います。 これが撮っているうちに「巻き太り」してしまい、油断していると「光線引き」をおこしやすい。でも上手に光線引きしたらとってもアートな写真になってラッキー! それでも「光がはいっちゃいや!」という方は遮光対策として『フィルム圧板』(テレカや、薄いプラスチック板を赤い窓のトコロだけをくりぬいて裏蓋にはりつけるもの)や『スプール押さえ』(弾力性のあるプラスチックなどの板を半分に折って、巻き上げ側のフィルムを押さえるような位置に張り付ける)とかを工夫されるといいようです。 右の例はワタシが Fumio Hananoさん からつくっていただいたものです。 ![]()
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